安達としまむらを読んだ話

 皆さんお久しぶりです。久しぶりに長々と書きたいことができたのでブログ更新しようと思います。


 Twitterでちょくちょくツイートしていましたが、アニメ完結を待つことができず「安達としまむら」を9(最新刊)まで購読してしまいました。

 どうでもいいですけど、それ関連のツイートで一度もいいね来ませんでしたね。誰も読んでなさそう。

 今期はアニメ色々見てますが、安達としまむらが覇権だと思います。ランキング?のようなものはまたブログなりツイートなりしようかなと思っています。


 安達としまむらは、毎話毎話全部が面白いと言うわけでは全くなく、普通に見ていて退屈だなと思うような回はちょくちょくあった気がします。1話見た時はここで切る人結構多そうだな〜というようなレベルでした。今見たら全然面白いと思いますが、導入としてはマジでおもろくなかった。

 ただ、そこからの2話の安達の豹変ぶりが衝撃でしたね。そのほかに個人的に好きだったのは5話と9話でしたね。5話の安達がしまむらをクリスマスに誘う回が安達目線としまむら目線両方があり、両者の心理描写もしっかりしていて良かったです。最後の「こんなの告白みたいなものじゃないか」というセリフがとても印象的でした、セリフ合ってるか分かんないけど。

 そんなこんなで、元々アニメ終わったら原作も買おうかな〜と思っていたのですが、結局我慢できずに9話終了時点で買ってしまいました。買ってしまったものはしょうがないしとりあえずアニメのところまで読むか〜と気づいたら最後まで読んでいました。6巻あたりまではマジでクッッッッッソおもろかったですね。そこからは緩やかに失速していく感じは否めませんでしたが。

 やはりこういう系の話は、キャラの心情の情報がアニメと比べて桁違いに多い小説の方が向いていると思います。同じカテゴリで「やがて君になる」という漫画がありますが、あれはgmでしたね。まぁ恋愛漫画?なので漫画でやってしまうとどうしてもペラッペラになってしまうのでしょうがない気もします。








※ここからガッツリネタバレあります















 ただ、どうしても一つ腑に落ちないのが、6巻でしまむらがあっさりと安達の告白を受け入れたことです。それまで、しまむらが安達を""として意識している描写は一度もなかったと思います。なんなら友達としても、安達が誘ってくるからなんとなく相手をしているというスタンスでした。安達の好意に流石に気づいてはいましたが、それが恋愛感情であるときづいたのも直前でしたし。

 5巻での安達の感情の爆発に対して、「めんどくさい」と一蹴し電話を切るという事件があった後も、何事もなく安達と接していたのも流石になんだかなあという感じでした。

 しまむらがそういう性格であると言ってしまえばそれまでなのですが、いくら創作物とはいえその辺の話のつながりに関してはやはり"ライトノベル"の域を越えることはできないのかなあと思いました。まぁまともに小説読んだことない奴が何偉そうに言ってるんだと言う感じですが。

 付き合ってからのしまむらもパッとせず、口では安達を好きだと言っていましたが、なぜ受け入れたのかもよく分からずじまい。ただ、安達の彼女であるという意識に関しては割とあり、しまむら自身努力しようとしているのはひしひしと伝わってきました。樽見との関係に関しては先延ばしにしており、安達もそれに触れのは一度だけでしたがそれは今後また解決するでしょう。


 最後の方は少し否定的な意見を述べてしまいましたが、もう一度言っておくとマジで面白かったです。創作物にハマったのは凄く久しぶりで、あぁオタクやっててよかったなあと感じました。読んでる時はマジで幸せでしたね。

 過去の発売日を見ると新刊の出るペースはなかなか遅く、10巻が出る頃には恐らく熱も冷めてるだろうなというのが悲しいです。9巻は半分以上が長藤と日野の話だったので、10巻は頑張って欲しいです。付き合ってからのネタ切れ感が否めませんが、しょうがないのでしょう。やはりリアルでも創作物でも付き合うまでが1番面白いですからね。大体の恋愛ものにおて、付き合うまでの物語で完結するものが多い気がします。


 長々と書いてしまいましたが、これで終わろうと思います。実際に本をチラチラ見れば無限に言いたいことが出てきてしまうと思うので辞めておきます。またブログ更新する機会があればよろしくお願いします。